東京マラソンを走ってみて
東京マラソン完走しました。 本人的には、色々と課題が多く見つかり、終わった瞬間に、来年には、クリアしたい課題があるから、もう一回出てみたいと思う気持ちでいっぱいでした。
昨年の10月より身体を壊し、実際には1月中旬からのトレーニングでしたから、かなり無理な状態ではありましたので、整骨医の先生と相談しながら、怪我をしないで完走することだけを目標としますという前提で走ることにしておりました。
しかし、傍にいる夫からは「走り出したら、性格的に絶対に頑張りそう。だから、少しでも違和感を感じたら棄権するように!」と厳しく言われておりました。何しろ、昨年度に私が体調を崩して、会社にいってもあまり役に立たなかったのが辛かったのだと思います。
自分としても、怪我はしたくないですし、学生時代スポーツ選手でしたから疲労骨折も経験ありますし、実際の骨折や、くじいたり、筋肉剥離に近い状態も経験したことがありますので、どこまで頑張ったりすると筋肉や骨が危ない状況になるのかは身体が憶えているはずだと信じて走ることにしておりました。
トレーニングでは25Kmしか走ったこともなく当日を迎えました。多くの方から言われた通り、沿道の方々の応援で走らせてもらったというのが実感です。自分の力だけでは、私にはフルマラソンを走ることはできませんでした。36Kmポストまでは、わりと順調にいったのですが、そこで右の太ももの裏をつってしまって、びっこを引きながら歩くような状態になってしまいました。
本当はそこであきらめて、リタイアしようかとも思ったのですが、沿道の応援の方から「あきらめるのは、もったいないよ!あと6Kmだから、ゆっくり歩いても、完走できるよ!」と言われ、となりの沿道をみるとぼちぼち、リタイアする方や、バスで回収される方などもおられるようでしたので「確かに、もったいないかな、、、、」と思いながら6Km歩いて無事完走というのが実態でした。
でも、36Kmも走れた喜びと、完走した充実感と、何より目標であった、怪我も何もなく、筋肉痛だけで終わったという喜ばしい結果であったことに達成感を感じました。腕にまいたFITBITによると、私は42.125のフルマラソンを 53Km近く走っているのですね。
なぜかというと、予想タイムを6時間45分としたために、一番後ろのスタートラインからの出走でしたから、前の人を抜いていくのに、ご迷惑をおかけしないように、かなりジグザグと走ったからだと思います。
なんてことを考えながら、ついつい、来年のことを考えている今日この頃です。応援してくださった方には心からの感謝と、走るという楽しさを、この年にして出会ったことに感謝しています。しばらく、数年はダイエットと健康のために続けようかと思っています。
文責 野呂洋子
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